- 親知らず -

親知らず付近が痛い・気になる

抜歯の際や抜歯後の患者さまの負担をできるだけ少なくするためには、
短時間で痛みなく抜歯(抜歯手術)を行う必要があります。
親知らず周辺組織のダメージが少なければ少ないほど、抜歯後の痛みは少なく、回復も早くなります。
検査・診断は丁寧に、抜歯はスピーディーに行うことで患者さまの負担を減らします。

難しい抜歯も日本口腔外科学会認定医が治療

親知らず
親知らずレントゲン写真

負担をできるだけ少ない、短時間で抜歯

親知らず治療前後

抜歯の際や抜歯後の患者さまの負担をできるだけ少なくするためには、短時間で痛みなく抜歯(抜歯手術)を行う必要があります。
親知らず周辺組織のダメージが少なければ少ないほど、抜歯後の痛みは少なく、回復も早くなります。

検査・診断は丁寧に、抜歯はスピーディーに行うことで患者さまの負担を減らします。

※保険診療(3割負担で約4,000〜6,000円)です。

親知らず付近が痛い・気になる

親知らずの歯肉が腫れる状態を「智歯周囲炎」といいます。
智歯周囲炎は抗生物質を服用して炎症を止めるのが一般的ですが、親知らずを抜かない限り繰り返し起こる症状でもあるため、抜歯を検討することをおすすめします。

残した方が良い親知らず

残した方が良い親知らず

半分だけ見えている親知らずは、歯と歯肉の隙間から汚れが中へと入りこむため、歯肉が腫れやすく、虫歯にもなりやすい傾向にあります。

抜歯した方が良い親知らず

抜歯した方が良い親知らず

親知らずの抜歯は他の歯の抜歯と比べてリスクが高いため、外科処置ができる環境を整えた、難しい抜歯であっても対応できる歯科医院を選んでください。

⼤きな病院では難しい、⼣⽅や⼟⽇の抜⻭も可能です!

親知らずの抜⻭は⼿術ですので、経験が術後の状態にも影響します。
抜⻭後は、必ず痛みと腫れがでますが、経験により極⼒抑えることが可能です。また、抜⻭には何時間もかかるイメージがあるかもしれませんが、ほとんどの親知らずの抜⻭は30分以内に完結できます。

まずは相談いただき、詳しく説明します。

ご納得いただいた上で⼿術の⽇程を決めていきますので、わからないことはなんでも聞いてください。

親知らずを残しておくことの問題点

  1. 他の⻭を押すことで、⻭並びが悪化し、噛み合わせが悪くなる。

  2. 親知らずがうまく⽣えていない(斜めに⽣えてくる等)と、奥⻭との間に隙間ができ⻭磨きが困難で、⾷べカスや⻭垢(細菌)などが溜まりやすい。

    → 周囲の⻭茎に炎症を起こし、膿が溜まり腫れる

    → 親知らずと周囲の⻭が⾍⻭や⻭周病になる

    → ⼝臭の原因になる

※かかりつけ医院で痛くなったら抜⻭しましょうと⾔われていませんか?
痛くなってからでは⼿前の⻭がダメになったりと遅い場合があります!

抜⻭をしなくても問題ないケース
  • 真っ直ぐに⽣えていて正常に咬み合わさっているケース

  • 完全に⾻に埋まり、他の⻭に悪影響がないケース

親知らずを抜く時の問題点

親知らずの抜⻭をした後は、痛みなどが必ずでます。その問題をできるだけ少なくする経験と設備が当院にはあります。

抜⻭後に起こること

抜⻭後には必ず、痛みと腫れがでます。痛みは1週間前後出ますが、痛み⽌めで⽇常⽣活は問題なく⾏えます。
腫れのピークは術後1〜2⽇⽬で、4⽇前後で収まってきます。また、⾊の⽩い⽅は頬に⾎腫(紫⾊)が出ることがありますが、必ず消えますので、ご安⼼ください。

最⼤の問題点は唇に⾏く神経(オトガイ神経)の⿇痺

下の顎の親知らずには、すぐ近くに「下顎管(かがくかん)」と呼ばれる空洞が存在しています。

この中には、「下⻭槽神経(かしそうしんけい)」という⼤切な神経が⾛⾏しているため、施術の際に傷つけるわけにはいきません。
下⻭槽神経が傷つくと、術後に唇や頬の感覚が⿇痺することがあるからです。

そこで当院では、術前に⻭科⽤CTを使って、精密な検査を⾏っております。下顎管の位置を正確に把握することで、神経の損傷といった偶発症を回避いたします。

そのほか、すべて包み隠さずに説明後、納得いただけましたら抜⻭となります。
疑問点は、⼼にとどめずに気軽に質問してください。

精細な検査・診断・治療を行うために

当院では、歯科用CTを使用して精密な診査・診断をし、リスクを最小限に抑えます。
親知らずの抜歯で最も気をつけなければいけないことは、神経や血管を傷つけて、麻痺や大量の出血を起こしてしまうことです。

歯科用CT

顎骨や神経、血管を立体的に確認できる歯科用CT

当院では、歯科用3D(立体)CTを導入しているため、顎骨や神経、血管を立体的に確認でき、お口の状態を把握できることです。

奥行きや深さをしっかりと知ることができるため、リスクを最小限に抑えることができます。
下顎に存在する大きな神経を傷つけると麻痺が一生涯残ってしまう恐れもあるため、抜歯前の精密診査は欠かせません。

計画的かつリスクを最小限に抑えた抜歯をご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。

親知らず抜⻭の流れ

検査・治療計画の説明

検査器具やレントゲン・CTで、⻭の位置や形態や顎の⾻の状態を調べます。
検査結果をもとに、親知らずと神経の関係や親知らずの向きや深さを確認し説明します。

⼝腔内クリーニング

⼝腔内の衛⽣状態を改善することで抜⻭後の感染を予防しスムーズな治癒を促します。

⼿術・抜歯

親知らずの抜⻭をします。⼿術時間は約30分です。
※縫合した場合は、術後1週間くらいで⽷を取ります。

経過観察

必要に応じてしばらく創部の経過観察を⾏います。

抜歯後の不安も寄り添い対応

患者様の負担を出来るかぎり減らす

抜歯後の不安も寄り添い対応します

難しい親知らずの抜歯は、通常の抜歯とは違うからこそ、抜歯後の不安もでやすい傾向にあります。お帰りの際に痛み止めや腫れ止めのお薬をお出ししますが、なかには薬が効きにくい方もいます。
腫れや痛み、出血など、少しでも気になることがあれば、すぐにご連絡ください。

抜歯後の傷は 歯ブラシや舌で触らないように

患部に食べかすや汚れが付着することもありますが、無理に取ろうとはしないでください。歯肉の治りが悪くなる恐れがあります。

抜歯後2〜3日経ってから強めにうがいをし、それでも取れない場合はご連絡ください。

 

--------- FLOW

ご予約から治療の流れ

1. ご予約

予約

当院では、患者さまをお待たせしないよう、ご予約制となっております。
急な痛みのある方は、まずお電話ください。できる限りお待たせしないお時間をお伝えします。

2. 来院

問診票・受付

初診の方は問診票記入の為にご予約時間より10〜15分程度早くご来院をお願いしております。 保険証・医療券・お薬手帳などをお持ちいただき、受付にてご提示ください。

3. カウンセリング

カウンセリング

最初は現在お口の気になる症状などをお聞きいたします。お悩みやご相談がある方はお気軽にご相談ください。伺ったお話をもとに検査結果に基づいて、治療計画を作成し、ご説明していきます。わからないことがありましたら、何でもお気軽にご質問ください。

4. 検査

検査

初めての方は、お口全体のレントゲン撮影と歯茎の検査や虫歯がないか等の診査をさせていただきます。

5. 治療

治療

初回は、歯のお痛み等の症状がある場合は応急処置をさせていただきますし、また歯科衛生士による歯石除去等の汚れをクリーニングさせていただく場合もあります。2回目の来院以降にご相談させていただいた治療計画に基づいて本格的に治療を始めていきます。できる限り痛みのない治療を心がけます。

6. お会計・予約

会計

処置終了後、受付でお会計と次回のご予約をお取りします。
新しい診察券をお渡しいたしますので、次回はそちらを受付までお持ちいただきます。